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衣類の上手な保管方法
冬物衣類の衣替えの季節となりました。そこで、今回はお気に入りの衣類を長く着用するために、クリーニング後の収納、保管方法の注意点についてお知らせします。
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お引取り後のお品は、包装用ビニールから出して下さい。
クリーンニング後の包装は、お届けまでのホコリよけです。ほとんどの繊維は湿度を調節する機能を持っているため、通気性のないビニール袋の中では、温度の変化により結露が起きる場合があります。湿気はカビの原因になりますので、ビニール袋から出して収納してください。通気性のある不織布を使用した包装の場合は、そのまま保管が可能です。
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クローゼット、タンスの収納量には、余裕を持たせて下さい。
余分なシワや型崩れを防ぐ為に、なるべく余裕を持たせて収納するのが理想です。
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ハンガーもお取替え下さい。
冬物のコートやスーツは重く、ワイヤーハンガーでの長期保管では、型崩れする場合があります。肩幅、デザインにあったハンガーに掛け替えることをお勧めします。また、ニットは吊るした状態で保管すると伸びて型崩れしますので、畳んで収納しましょう。
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防虫剤を上手に使いましょう
現在主流の防虫剤(ピレスロイド系)は、ニオイが無く、他の種類の防虫剤とも併用できる点で優れています。使い方のポイントは、⑴衣類の上に置くこと、⑵沢山の衣類を重ねるときは間にも入れること、⑶ガスが全体にいきわたるように、収納量に余裕を持たせること、⑷収納ケースの気密性を保つことです。(詳しくは、ご使用の防虫剤の注意書きをお読み下さい。)防虫剤はガス化することで効果を発揮しますので、密閉できない場合や、開閉が多いクローゼットでの保管には、防虫カバーの併用や、衣類そのものに防虫加工をすると、効果的です。
・・・最後に・・・
ご着用後、点検せずにクローゼットにしまったままのお品はありませんか?せっかくクリーニングしても、汚れた衣類と一緒に保管しては台無しです。なんと言っても基本は、きれいにクリーニングしてから収納する事です。
PR 虫に食われるその前に、安心、手間なし、無臭の防虫加工をしませんか?
虫が最も好むのはウール製品で起毛したもの、厚みのあるものです。中でもカシミヤやアンゴラなどの獣毛製品は、柔らかくて食べやすいため、食害が大きくなります。次期ご着用まで長期の保管になるもの、例えば、お出掛け用のコート、スーツなどは、虫に狙われやすい条件が重なっていますので、十分ご注意下さい。防虫加工は衣類そのものに直接施す無臭の加工で、効果が高く、長期間持続します。
- コラムのその他の記事
- ウエットクリーニングについて
汗の変色トラブルをなくしたい!
汗のしみ込んだ衣類は、きちんとお手入れしておかないと、嫌なニオイを発したり、変色したりします。中には、クリーニングしてからしまっておいたはずの衣類に、変色トラブルが発生した経験をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
Before
After
- 繊維製品の取り扱い絵表示が変わります その3
現行の表示記号は、家庭洗濯を適用範囲とする処理条件の指示情報であり、ドライクリーニングの記号はクリーニング業者に洗濯を依頼することを意味するものでしかありませんが、新しい表示記号では、ドライクリーニングとウエットクリーニングの記号が適用範囲に新しく加わり、処理条件の上限情報を提供することが規定されました。
また、新しい表示記号体系では、表示者が表示記号に根拠を持ち、責任を持って最も適切な記号を表示すべきであることを、規格を運用する基本的な考えとしています。対象品に不都合が生じた場合や問い合わせに対して、表示者はその根拠(試験結果、素材の特性、過去の不具合実績など)をもって説明することが必要となります。
グローバル化への対応が、日本の繊維製品の取り扱い絵表示の変更を余儀なくさせ、結果として、表示者、消費者、クリーニング業者の関係が変わるのだとも言えます。
今回は、商業クリーニングに関する記号について説明いたします。
- 繊維製品の取り扱い絵表示が変わります その2
前回のコラムでは、繊維製品の取り扱い絵表示の変更のポイントについて説明いたしました。今回は具体的に新規格の表示記号について、特に家庭での洗濯に関する記号について、細かく説明いたします。
新記号の体系は、5つの基本記号と処理条件を表す付加記号の組み合わせで表示します。基本記号は、「洗濯」「漂白」「乾燥」「アイロン仕上げ」「商業クリーニング」の5項目です。付加記号は、「処理力の弱さ」「処理温度」「処理・操作の禁止」を表します。
- 繊維製品の取り扱い絵表示が変わります その1
平成28年12月から、衣類等の繊維製品の洗濯表示が新しいものに変更されます。表示の記号の種類が増え、繊維製品の取り扱いに関するよりきめ細かい情報が提供されるようになります。また、国内外で洗濯表示が統一されることにより、海外輸入製品の取り扱いなどを円滑に行えるようになると考えられます。このように、新しい洗濯表示に変わることによって、一般消費者の利便性の向上が期待できます。
消費者庁ホームページより
- >> 衣類の上手な保管方法
冬物衣類の衣替えの季節となりました。そこで、今回はお気に入りの衣類を長く着用するために、クリーニング後の収納、保管方法の注意点についてお知らせします。
- 食べこぼしのシミ抜きをしてみよう!
家庭での洗濯の場合、シミをとってから洗うことが一番なのは当然です。しかし、実際は洗濯機で洗ってもシミが取れていないことで、シミ抜きをしてみようと思うことが多いのではないでしょうか?そこで、今回は洗濯機から取り出し、干す段階でシミが取れていないことに気が付いた場合について、シミ抜きの方法を考えてみます。
- 大変!外出先でシミをつけてしまった!
シミ抜きは、どんなに信用できる市販のシミ抜きを用いても、素人には無理だ。シミをつけてしまったら、そのままの状態で信頼できるクリーニング屋に持ち込み、シミの種類を申告する。それがもっとも安全な方法である。
落合正勝 [新版]『男の服装術』
前回のコラムの最後に引用したこの一文は、誰もがこれまでに耳にしたことがある内容で、しかも、自分でシミ抜きをして実際に失敗した経験もあるのではないでしょうか?それにもかかわらず、自分でシミ抜きをしてしまうケースとして、今回は外出先でシミをつけてしまった場合を考えてみます。
- スーツの最も効果的なお手入れとは?
スーツのお手入れにおいて最も大事なことは何かご存知でしょうか。
まずはこの1文をご紹介します。
スーツの最も効果的な手入れは、ただ一つ、ブラッシングを終始くまなく試みることである。シーズンごとにクリーニングに出すのはばかげている。それよりも着用後必ずブラッシングをして、ホコリを落とす習慣をつける。
落合正勝 [新版]『男の服装術』
- クリーニングに関するコラムをスタートします
白洗舎クリーニングのWebサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
サイトのリニューアルに伴い、コラムのコーナーをスタートします。
衣類のメンテナンスやクリーニングの活用など、みなさまのお役に立てるような読み物を継続的にご提供してまいりますので、ぜひご覧ください。
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