サービスを提供する会社ごとに仕上りの品質基準とそれに伴う作業内容は異なりますので、料金にも違いが出てきます。
ここでは他社さまとの比較をしながらお答えいたします。
第1の違いは、当店ではシャツによって糊付けを変えている点です。
シャツ生地に使用されている素材や糸の太さ、カラーやカフスに使用されている芯地によって糊付けを変えています。
ご希望に応じて、お好みの硬さ(柔らかさ)での糊付けにも対応いたします。糊付けの変更による料金の割増しはありません。
第2の違いは、仕上げにあります。
当社では仕事着のワイシャツは専用プレス機械を使用して1次仕上げをした後、2次仕上げとして洗い上がりの不良が無いか、機械プレス後の不良シワが無いかを確認しながら、ハンドアイロンで修正仕上げをいたします。2次仕上げはクリーニング師が担当し、たたみ、または割増し料金でハンガーにて仕上げます。
この仕上げも大きな違いといえます。
第3の違いは、シャツのデザインなどからご着用シーンを見極め、クリーニング方法をご提案している点です。
たとえばダブルカフスやフライフロントのシャツは、フォーマルなシーンでご着用になることが多いでしょうから、細部までハンドアイロンで仕上げるデラックス仕上げをお薦めしています。また台襟の高いシャツや、カラーボタンのシャツ、そして高級シャツブランドなどのお品には、こだわりにお応えするために1点個別の手洗い&手仕上げをお薦めしています。
お預かりする段階に、最も大きな違いがあるのです。
機械化、省人化を進めているクリーニング店の場合、一般的にワイシャツ専用プレス機で仕上げの後、機械で畳まれた独特の形状でハンガーに吊るされて包装されます。機械メーカーの研究開発の結果、プレス性能は向上しましたし、機械操作に慣れれば特別な技術を必要とすることなく一定の品質とスピードでの処理が可能になりました。しかしかえって機械で対応できない本来の畳み仕上げや、シワになりやすく生産性の低い糊付け無しの希望は、割増し料金になる場合が多いようです。
クリーニング店にとって代表的な取扱いアイテムであるワイシャツですので、当社ではお預かりする際にお品を良く拝見したうえで必ずご希望をお聞きし、洗い方や仕上げ方のご提案をしています。
料金の安さでは他社に敵わないかもしれませんが、仕上りにはきっとご満足いただけると自負しております。